鴻池運輸は11月16日、バングラデシュのダッカに現地法人を設立し、営業を開始したと発表した。
日本とバングラデシュ間の物流と中国、ベトナム、タイなどの同社各拠点と連携した国際複合一貫輸送サービス、現地での通関、倉庫保管、配送など、総合物流業のノウハウを活かした業務を展開する。
新会社は、現地の有力フォワーダーであるEUROEXPRESSLTD.社と合弁で設立したもの。
バングラデシュでは、縫製業を中心に日本企業の進出が見込まれ、それに伴って物流需要も大きく伸びることが予想されており、原料の調達や製品の輸送面で、同国初の日系フォワーディング会社として質の高いサービスを提供する。
新会社の概要
会社名:KONOIKE-EUROLOGISTICS(BANGLADESH)LTD.
所在地:バングラデシュ人民共和国ダッカ市
代表者:会長岸本浅己(鴻池運輸常務執行役員)、社長M.モニルッザマン(EUROEXPRESS社長)
設立:2009年10月
資本金:500万タカ(72,000米ドル)
出資比率:鴻池運輸49%、EUROEXPRESSLTD.51%
業務内容:国際フォワーディング事業(海上・航空)