センコーは2月17日、東京納品代行の発行済株式を取得し、株式保有比率を20%から66%に引き上げて子会社化したと発表した。
2社は2007年3月に事業・資本提携を締結、2008年5月には共同でファッション業界向け物流センター「市川ファッションロジスティクスセンター」(千葉県市川市)を開設するなど連携強化を図ってきた。新商品開発・提供と営業活動の一層の連携・効率化が不可欠と判断し、今回の子会社化に踏み切った。
今後は、国際物流から国内物流、納品代行物流、館内物流まで一貫した総合サービスを、高品質・コスト優位で提供する方針だ。
同日付で、センコー取締役兼常務執行役員の村本満氏が兼任で、東京納品代行代表取締役社長に就任する人事異動を行った。東京納品代行の林功代表取締役社長は顧問に退いた。