中国が独自の知的財産権を有する初の超大型コンテナ船は5月28日、上海で出港した。搭載量は8530TEU（20フィート標準コンテナ）に達し、これまでに中国で製造された最大のコンテナ船となった。これにより、中国は韓国、日本とデンマークに次ぎ、大型コンテナ船を独自で製造できる4番目の国家となった。
中国船舶工業集団公司傘下の滬東中華造船（集団）有限公司は同コンテナ船を製造したが、中海コンテナ運輸有限公司に納品した1隻目となる。合計で5隻を納品する予定。国際海上輸送市場で先端レベルに達する6世代目の超パナマックス船で、容積トン数は10万1000トン。（日中経済通信）
