大和ハウス工業(株)と、大和ハウス工業の子会社である大和工商リース(株)、ダイワラクダ工業(株)、大和物流(株)は8月1日、大和ハウス工業がグループ3社を完全子会社とする株式交換を行い、大和物流は上場を廃止する。
従来、大和ハウスグループではグループ各社の自主性を尊重し、互いに独立した企業として経営を行ってきたが、今回グループ全体の相乗効果の創出、経営資源の最適化と経営の効率化の観点から、グループ3社を大和ハウス工業の完全子会社とする株式交換を行うこととした。
この完全子会社化により、グループ内における事業の過剰な重複や競合を排除し、経営のスピードと効率を向上させていくことが可能であると考えている。
今後も経営の自主性は尊重しながらも、完全親会社となる大和ハウス工業とのコミュニケーションを一層深め、従来以上にグループとして一体となった総合的な事業戦略を展開する。
株式交換の日程は、6月26日に大和物流における株式交換契約書承認株主総会を行い、7月26日グループ3社上場廃止、8月1日株式交換のスケジュール。
なお、株式交換比率は、大和ハウス工業(完全親会社)1に対して、大和物流(完全子会社)は0.620。