シロキ工業(株)は子会社である宇和島シロキ(株)について平成16年8月末日を目処に工場を閉鎖し、生産を外製化し同社を得意先とする売買のみをを行う商社として存続する。
宇和島シロキは、平成元年6月に設立し、平成2年7月より操業を開始、以来ウインドレギュレータ、ドアロック、キーなどの自動車部品の製造・販売を行ってきた。
しかし、グループ経営効率化の一環として子会社事業の見直しをはかる中で、遠隔地による物流費負担やキー事業撤退などにより業績が低迷している同社について、将来の事業見通しなどを総合的に検討した結果、国際競争の厳しい自動車部品業界の中にあって競争力の回復が見込めず、今後の業績回復は困難と判断するに至り、工場を閉鎖する。
これにより、同社は国内生産体制を再編し、生産の効率化を進めることにより競争力強化をはかる。