SGホールディングス・グローバルは3月18日、中国現地法人の保利佐川物流が、4月から華北~華南を網羅した鉄道輸送サービスを本格稼働させると発表した。
新サービスは、大連、天津、北京、青島、広州、深セン間で開始。定時運行が可能な鉄道輸送によって、トラック輸送に比べてリードタイムの確実性と運行の安全性向上が見込めるほか、一度に大量の荷物を運べるため、輸送価格もトラック輸送と同等かルートによっては廉価でのサービス提供が可能となる。
このサービスは、「一帯一路」の推進に対応した輸送手段の多様化や、トラックよりもCO2排出量が少ない鉄道輸送への注目がより高まると予想されることから、保利佐川物流が昨年10月からトライアルを行っていた。
■保利佐川物流
本社:中国広東省深セン市南山区月亮湾大道1077
従業員数:116名
事業内容:フレイト・フォワーディング、倉庫業、国際エクスプレス、トラック配送業等
NXHD/7月の国際航空貨物取扱実績、グローバル合計42.9%増