ヨコレイは6月30日、名古屋市港区に「名港物流センター(仮称)」を新設すると発表した。
センターは、自然冷媒(NH3、CO2)を用いた貨物に優しい自然対流冷却方式を採用。
電動式移動ラックは、「カーゴナビゲーションシステム」と連動させ、フォークリフトによる入出庫作業を円滑にし、庫内作業時間の短縮化を図っていく。
屋上に太陽光発電システムを設置し、「人」に「もの」に「地球」に優しい冷蔵倉庫とする。
竣工は2018年11月を予定している。
吉川会長は「名古屋地区で27年ぶりの冷蔵倉庫となる。近年、物流が大きく変化する中、現状に適合した物流機能を持った冷蔵倉庫となる」意気込みを語り、西山社長は「神奈川県外に初めて進出したのが名古屋の地で、今回の物流センターは地元からも非常に期待されている」と述べた。
■名港物流センター(仮称)の概要
名称:名港物流センター(仮称)
所在地:愛知県名古屋市港区築地町8番
構造・規模:鉄筋コンクリート造 4 階建て
敷地面積:約1万500m2
延床面積:約2万600m2
収容能力 約22,300 トン
(F級約2万1430トン、C 級約870トン)
主な設備:高効率自然冷媒冷凍機
屋上太陽光発電システム
電動式移動ラック
カーゴナビゲーションシステム
ハイブリッドデシカント陽圧システム
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