西日本高速道路と阪神高速道路は5月31日、近畿圏の新たな高速道路料金が6月3日0時から始まると発表した。
新たな高速道路料金は、これまで整備の経緯の違い等から料金水準や車種区分等が異なっていた近畿圏の高速道路(阪神高速(京都線は除く)、第二京阪道路、西名阪道、近畿道、阪和道、京滋バイパス)の料金体系について、対距離制を基本とした利用重視の料金体系へ移行する。
新料金の概要は、阪神高速では、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入するが、淀川左岸線延伸部及び大阪湾岸道路西伸部の整備に必要な財源確保の観点から、有料道路事業について、事業費の概ね5割を確保するためにさまざまな工夫を行いつつ、必要な料金を設定する。
NEXCO西日本の路線の料金水準についても、現行の高速自動車国道の大都市近郊区間の水準を基本とする対距離制を導入する。車種区分では、5車種区分に統一する。
また、阪神高速や近畿道・阪和道などについては、物流への影響や非ETC車の負担増などを考慮して、上限料金などを設定する。
■新たな高速道路料金
西日本高速道路
http://search.w-nexco.co.jp/
阪神高速道路
http://search.hanshin-exp.co.jp/nt/
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