トレイルは5月29日、宅配便ドライバーが配達先へ近づいた時に自動で架電し在宅確認を行い、不在の場合には再配達の希望日時を受け付けるサービスで、初めてAIを使った音声認識に対応したと発表した。
今回、人工知能を活用した音声認識に対応することで、宅配便利用者は、例えば、 「不在なので明日の15時に再配達をお願いします」のように自然な会話のままで、 在宅の確認、および不在時の再配達の依頼を行うことができるようになり、登録の手間を大幅に縮小させることができるようになる。
再配達希望日時の応答率を改善させドライバーの再配達を削減できることが期待できる。
トレイルでは、 再配達を低減させるため、 宅配便ドライバーが配達先へ近づいた時に自動で架電し、配達先へ配達予定時刻を通知、在宅確認を行い、不在の場合には再配達の希望日時を受け付けるサービスを開発し、有効性の検証を行っている。
従来は宅配便利用者は電話機のボタンを押すことで在宅、不在、不在時の再配達希望日時を登録する必要があった。
電話機のボタンを押す対応の場合、 入力率を上げるために問題があった。
ダイヤル回線の場合にはそのままボタンを押しても信号が伝わらないため、回答前に※ボタンを押してトーン信号に切り替える必要があった。二つ目は、例えば再配達の希望日時を登録する場合には、何度もボタンを操作し確認する必要があり、時間と手間がかかっていた。