鈴与は4月17日、フィリピンの現地法人、鈴与フィリピンで今月より低温物流のサービスを開始した。
<新倉庫>
鈴与フィリピンは、首都マニラに隣接する経済中心都市のマカティ市に新倉庫を設置、2温度帯(冷蔵・冷凍)の同時配送が可能な車両を導入した。
新倉庫拠点は、マカティ市西部に位置し、冷凍・冷蔵・定温・常温の4温度帯を完備している。
新拠点から多くの食品小売業やレストラン、フランチャイズ店舗への小口店舗配送を実現し、要望に合わせた多様な温度管理サービスの提供が可能となる。
<専用車両>
車両には、2温度帯の同時配送が可能な機能を備え、加えて全ての車両にGPS、デジタルタコグラフ、ドライブレコーダーも装備した。
各車の現在地、速度、温度をリアルタイムで遠隔地から管理出来るシステムを構築し、安全で高品質な低温輸送サービスを提供する。
鈴与フィリピンでは、倉庫と車両を活用し、同国で成長率が高い食品分野を主とする消費材市場の物流をターゲットに業務を展開し、フィリピン国内におけるコールドチェーンの先駆けとして、多様なニーズに応える。
■倉庫概要
住所:7433 Yakal street, San Antonio Village,Makati City
敷地面積:2,200m2
管理温度帯:冷凍・冷蔵・定温・常温
付帯設備:ドッグシェルター
■車両概要
車両サイズ:6.5トントラック
管理温度帯:冷凍・冷蔵(常温での輸送も可能)
当初導入台数:8台
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