日野自動車は4月5日、大型トラック「日野プロフィア(5月22日発売)」と中型トラック「日野レンジャー(4月5日発売)」をモデルチェンジし、発売すると発表した。
発売にあたり、4月5日、埼玉アリーナを会場とし「大中トラック新型車発表会」を開催し、約150名の参加者が集まった。
会場には新型日野プロフィアと新型レンジャーを展示し、運転席に乗り込んで見学する参加者が後を絶たなかった。
モデルチェンジではエクステリアデザインとインテリアデザインを一新。
日野プロフィアは、シャシから刷新し、トラックとしての基本性能を大幅にアップ、日野レンジャーは、日野プロフィアと同等の安全装備を一気に標準装備として安全性能の大幅進化を実現した。
PCS(衝突被害軽減ブレーキ)は機能を向上させ、ミリ波レーダーと画像センサーにより、停止車両や歩行者も検知して衝突回避を支援することが可能になった。
エンジンのダウンサイジングで燃費向上や軽量化も実現している。もちろん、本年9月から適用される「2016年排出ガス規制」に適合している。
日野プロフィアには大型トラックとして日本初となる、常時ハイビームを使用可能で夜間の視認性を向上させる可変配光型LEDヘッドランプをオプション設定した。
これらの改良により新型日野プロフィア、日野レンジャーは「ドライバーが誇りを持って、安心して乗れるトラック」、そして「稼げるトラック」になるとしている。
価格は日野プロフィアが1867万2120円(消費税込み)から2405万1600円、日野レンジャーが910万4400円から1142万7480円。
年間販売目標台数は、日野プロフィアシリーズ全体で1万1000台、日野レンジャーシリーズ全体で1万7000台を見込んでいる。