グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は4月4日、現在建設中の「GLP 吹田」(大阪府吹田市、2017年8月竣工予定)、「GLP流山I」(千葉県流山市、2018年2月竣工予定)、「GLP流山II」(千葉県流山市、2018年5月竣工予定)の3棟が、「LEED ゴールド」の予備認証を取得したと発表した。
「GLP流山I」と「GLP流山II」は、2017年秋に着工する「GLP流山III」と併せ、従来の物流施設にはなかった生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流プロセスをトータルで網羅する次世代型の複合的な施設となる。
施設から徒歩圏内にバス路線が2路線あることなど 代替交通手段(公共交通機関へのアクセス)の利便性が高い点や、全館LED照明・太陽光発電によるサイト内での再生可能エネルギー発電といったエネルギー効率の最適化が評価された。
着工前に満床となった「GLP吹田」は、下水削減や下水の浄化、節水や、エネルギー効率の最適化、加えて建設資材のマネジメントが「材料と資源」のカテゴリーで評価された。
LEED (Leadership in Energy and Environmental Design)認証とは、米国グリーンビルディング協会が普及・推進を図る、世界的にも広く普及している建物環境認証制度。
具体的には、持続可能な敷地、水の効率的利用、エネルギーと大気、材料と資源、室内環境品質、革新性、地域での重要項目の7つのカテゴリーから評価される。
これらのLEED基準により4段階のレベルに格付けされ、LEEDプラチナが最高レベルの評価になる。
GLPの帖佐義之社長は、「GLP吹田、GLP流山I、GLP流山IIが LEED ゴールドの予備認証を取得したことは大変嬉しく思う。これらの予備認証取得はGLPが物流オペレーションの効率化と並行して取り組んできた環境配慮やBCPの成果を示すもの。このような取り組みによって テナント企業に物流効率の向上による経済メリットと施設内で働く方たちに快適性を提供している」と述べている。
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