日本郵船は4月3日、女性海技者(航海士)である小西智子氏を4月1日に船長に登用したと発表した。
日本郵船132年の歴史の中で初めての女性船長が誕生した。
日本郵船は2004年に他の外航船社に先駆けて小西智子氏を初の女性海技者(航海士)として採用。
小西氏は同年、鳥羽商船高等専門学校を卒業し、日本郵船入社後、女性海技者の先駆者として、コンテナ船、自動車専用船、LNG船などで乗船経験を積み、陸上勤務においても海上で培った海技力を活かすなど、幅広いフィールドで活躍してきた。
2004年以降、日本郵船の女性海技者は年々増加し、現在14名が勤務しており、その活躍の場は海上・陸上を問わず全世界に広がっている。日本郵船は今後も、多様な人材が活躍できる職場環境づくりと人材育成を推進していくとしている。