佐川急便は3月27日、大阪駅構内に開設された訪日外国人向けサービスセンター「Travel Service Center OSAKA」に宅配カウンターを設置し、3月24日から営業開始したと発表した。
佐川急便ではこの店舗で宅配便の受付を実施。通常の宅配便と合わせて手荷物の一時預かり、国際宅配便の受付と、大阪市内のホテルまでの当日配送、及び関西空港までの当日配送を実施する。
その他、外国人対応を想定し英語対応が可能なスタッフが常駐する。
大阪駅「Travel Service Center OSAKA」は国内外から訪れる観光客が急増するなか、大阪府、大阪観光局、西日本旅客鉄道が、顧客のさまざまなニーズに対応するための受け入れ態勢整備の一環として、観光案内や旅行に関する各種相談対応、外貨両替、チケット販売などのサービスを一体的に提供する施設として開設されたもの。
2016年の訪日外国人は1700万人を超えた。
政府は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに訪日外国人旅行者数「4000万人達成」の目標を掲げるとともに、外国人旅行者の利便性向上を図る「手ぶら観光」を促進している。
佐川急便では「手ぶら観光」のサービス拠点として全国の公共交通機関の施設内を中心に店舗展開している。
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