ファイズ/東証マザーズに上場、4~12月は売上高38億円

2017年03月16日 

EC物流を展開するファイズは3月15日、東証マザーズに上場し、上場に伴い、2017年3月期第3四半期の業績と、2017年3月期の通期業績予想を発表した。

2017年3月期第3四半期は、売上高38億5900万円、営業利益2億9300万円、経常利益2億8500万円、当期利益1億7800万円だった。

<ファイズの事業内容>

※新規上場申請のための有価証券報告書より

同社は、オペレーションサービス、ロジスティクスサービス、デリバリーサービスの3つの柱で、ECにおける3PLから小口配送までのワンストップサービスの提供を最重要戦略と位置付け、積極的な営業活動を推進し、人材確保のため、積極的な採用活動に取り組んだ。

オペレーションサービスは、主要顧客の通販関係荷量が伸長し、売上高30億2072万円、ロジスティクスサービスは7億2243万円。

デリバリーサービスは、前年度に受託した大型案件が継続して業績に寄与し、1億1615万円となった。

通期予想は、売上高51億2500万円(前年同期比46.7%増)、営業利益2億9800万円(2.6倍)、経常利益2億9100万円(2.7倍)、当期利益1億8000万円(3.8倍)を見込んでいる。

EC業界は、スマートフォンの普及等の通信インフラの向上、共働き世帯の増加に伴う買い物時間の減少等により急速に市場が拡大し、今後も継続すると想定され、宅配商品の取扱量は今後も増加していくと予測されている。

ECサービス利用者から求められるサービス水準は、「翌日配送」「当日配送」に留まらず、「1時間配送」まで高まっており、同社では今後も市場環境の変化と顧客のニーズを素早く捉え、既存事業の更なる成長と、より積極的な事業拡大を進めるとしている。

売上高の予想値はサービス別に取引先別売上高の積み上げにより策定し、取引先は既存顧客、新規顧客、スポット顧客に分けている。

オペレーションサービスの売上高は庫内オペレーション業務請負は(作業単価)×(1日あたりの個数)×(請求期間)、庫内オペレーション業務を行う人材派遣は(時間単価)×(1日あたりの労働時間)×(派遣期間)×(派遣人数)により計上している。

ロジスティクスサービスの売上高は(1便あたりの配送単価)×(車両台数)、(1車あたりの配送単価)×(車両台数)により計上している。

デリバリーサービスの売上高は(1車あたりの配送単価)×(車両台数)により計上している。

顧客であるECサイト運営企業様の荷量も毎期前期比20%前後増加し続けており今期についても例年と同等規模の増加を見込んでいる。

売上原価は主にサービス提供にかかる人件費、外注費、その他関連費用から構成しているが、人件費及び外注費は、既存案件の拡大及び新規受注の見込みを勘案し、サービスの安定供給に影響が出ないように随時増員している。

有効求人倍率の高止まりや昨今の労働市場状況などから、人件費は前期比29.5%増の30億7400万円、売上原価は前期比46.8%増の46億1800万円を見込んでいる。

販売管理費及び一般管理費は前期比10.8%減少の2億700万円を見込んでいる。

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