LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





アスクル/物流センター火災(17日午後2時現在)、鎮火せず

2017年02月17日/物流施設

アスクルは2月17日午後2時現在、埼玉県入間郡三芳町の「ASKUL Logi PARK 首都圏」火災の続報を発表した。

発生時以降、消防による消火活動を継続しているが、午後2時時点では、鎮火の確認はとれていない。

昨日、庫内にいた従業員1名、業務委託先従業員1名が熱い煙を吸い込んだことによるやけどにより、病院に搬送され入院をしていたが、今日午前中に無事退院した。46歳男性、36歳男性。

焼損面積は2階と3階で計1.5万m2(現時点)と延床面積7.2万m2の2割に及んでいる。なお、防火シャッターにより延焼を食い止めているという。出火原因は、調査中。

鎮火していないため、庫内に入れない状況で、損害の状況や燃えた商品などについて、まだ確認できいないと説明している。

火災の発生を受けて、法人向けオフィス通販サービス「ASKUL」、個人向けインターネット通販サービス「LOHACO」のいずれも、同センターから出荷する配送エリアへのお届けについて、注文受付を一時停止したが、2月16日18時より両サービスの注文受付を再開した。

なお、再開後は、火災による注文のキャンセルが発生する見込みはないという。

ASKULは、一部エリア(埼玉県、山梨県、長野県、群馬県、栃木県)ののお届けについて、通常の配送予定日に1日追加している。

LOHACOは、東日本エリア(北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、神奈川県、東京都、新潟県、長野県、愛知県、静岡県)のお客に対し、横浜の物流センターから出荷できる商品(約35,000種類)の注文を受け付けている。

ただし、東日本エリアのお客のお届けについては、通常の配送予定日に1日~2日追加している。注文できる商品は、速やかに拡大する。

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース