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アルプス電気/物流事業は増収増益、内外とも倉庫を新設・拡張

2017年01月27日/決算

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アルプス電気が1月27日に発表した2017年3月期第3四半期決算によると、物流事業の売上高は454億円(前年同期比0.6%増)、営業利益は39億円(7.6%増)となった。

物流事業は、主要顧客である電子部品業界で、車載関連が米国や新興国需要によって好調に推移した。また、夏場以降はスマートフォン向けの需要も拡大した。

このような需要動向の中、物流事業では、グローバルネットワークの拡充や、国内・海外が一体となった提案営業の推進に加え、運送・保管・輸出入各事業それぞれの生産性向上に取り組んだ。

国内では、相模原(神奈川県)や金沢(石川県)に倉庫を新設するとともに、九州や北陸地区の輸送ネットワークの拡充を図った。

一方、海外では、中国の無錫(江蘇省)、タイのバンナ、韓国の仁川など既存拠点で、それぞれ倉庫の拡張を行った。

重点戦略地域の一つであるアセアンでは、倉庫の拡張に加えフィリピンのマニラに駐在員事務所を開設し、物流インフラの強化と今後のグローバル成長を推進した。

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