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ESR/千葉県市川市に23万m2の物流施設開発、投資額800億円

2017年01月20日/物流施設

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ESR(旧レッドウッドグループ)は1月19日、千葉県市川市に800億円を投じ、延床面積22万9000m2の「市川ディストリビューションセンター」を開発すると発表した。

<市川ディストリビューションセンター 完成予想図>
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<外観図>
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施設は、鉄骨鉄筋コンクリート造の耐震構造、4階建てのマルチテナント型、上り・下りの各専用ランプを備え、4階まで40フィートコンテナトレーラーが直接出入り可能だ。

各階約5万m2と東京ドームの広さの賃貸面積を確保、ワンフロアオペレーションが可能。1,2階には空調設備を完備している。

千葉県市川市の湾岸地域である二俣新町駅前の約10万1000m2の土地を落札し、昨年12月末に関東財務局と土地の売買契約を締結。

アクセス道路用地として隣地の一部を買い増しし、合計敷地面積は約10万3000m2となり、1月に土地は引き渡しを受けた。

開発予定地は30棟ほどの集合住宅が立ち並ぶ、防衛庁などの官舎跡地。2月から解体工事を開始し、9月着工、2018年12月に竣工の予定。

<広域図>
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<詳細図>
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立地は、JR京葉線二俣新町駅より徒歩5分、総武線と京成電鉄西船橋駅からも徒歩圏内(約15分)で、東京都心部から20km圏内で首都高速湾岸線千鳥町ICより約3km、東関東自動車道湾岸市川ICにも500mと至近距離。

京葉道路の原木IC1.5km、船橋ICから1.8km。2017年度内には東京外郭環状道路の高谷JCTの開通も予定されており、高速道路を利用した首都圏全域の広域配送にも適している。

高架のJR武蔵野線を挟んで、ショッピングセンターがあり飲食や日用品購入も便利で、施設で働く人にとって快適な通勤環境が整っており、豊富な周辺人口とともに、入居企業の雇用確保において大きな強みとしている。

ESRの提唱する「HUMAN CENTRIC」(人に優しい設計)を基本コンセプトに、託児所やラウンジをはじめ、各種アメニティスペースを設置予定。再生可能エネルギーも積極的に活用し、環境負荷の低減にも最大限配慮しており、この施設でも日本最大級の太陽光発電システム他、さまざまな省エネルギー設備を導入予定だ。

■市川ディストリビューションセンター 施設概要
所在地:千葉県市川市二俣678
敷地面積:約10万3000m2
延床面積:約22万9000m2
着工:2017年9月(予定)
竣工:2018年12月(予定)
構造:地上4階建

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