メディカルシステムネットワークは1月19日、医薬品等ネットワーク事業において加盟店へ提供している医療用医薬品の不動在庫(停滞在庫)消化サービス「デッドストックエクスチェンジ(DSE)サービス」のシステムとプログラムに関して、日本特許庁より特許査定謄本を受領したと発表した。
DSEサービスは、医薬品等ネットワーク事業において加盟店へ提供しているサービスの1つで、調剤薬局等が抱える医療用医薬品の不動在庫を加盟店舗間で売買・消化させることにより、医薬品の廃棄ロスを削減するサービス。メディカル市ステイ務ネットワークはこの度、このDSEサービスのシステム及びプログラムについて特許を取得したもの。
DSEシステム及びプログラムは、加盟店舗の医療用医薬品の取引実績のデータベースを活用し、不動在庫を加盟店舗間で効率的に売買・消化させることを目的としたもの。
不動在庫を売却したい加盟店がオンラインで対象品目や数量等を登録すると、この医薬品に関する過去の購入実績やDSEサービスへの参加状況等の複数の条件から、購入する可能性の高い別の加盟店を自動的に抽出しマッチングさせる仕組みを確立しているため、登録された不動在庫の消化率は平均で8割程度と極めて高い消化実績を有している。
特許に関する情報
発明の名称:在庫取引システムおよびプログラム
出願番号:特願2016‐087259
特許出願日:2016年4月25日