グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は12月27日、神奈川県相模原市で先進的物流施設向け大規模用地を取得したと発表した。
取得した物流施設向け用地は、敷地面積約29万5000m2で、マルチテナント型施設4棟、BTS型施設2棟の合わせて6棟、総延床面積約65万5000m2の「GLP相模原プロジェクト」(仮称)の開発を行う予定で、これは先進的物流施設プロジェクトとしては日本最大の規模となる。
総開発コストは約1330億円で、2020年以降着工、2022年から順次竣工する計画。
用地は、神奈川県内陸部と多摩地域の人口集積地に至近で、主要幹線である国道16号線、国道129号線への高いアクセス性を備えた物流適地。
圏央道相模原・愛川IC、相模原ICにアクセス可能で、東名高速・中央道の利用により首都圏と中部・関西圏との結節点となる上、首都圏広域もカバーする物流拠点となる。
立地の優位性に加え、周辺地域では今後、小田急多摩線唐木田駅からJR横浜線、 相模線方面への延伸や東京、名古屋、大阪を繋ぐリニア中央新幹線の導入も計画されており、これによって人口増加や企業の事業機会などの創出が見込まれる。
GLPの帖佐義之社長は「今回の用地取得は、物流事業のプライムエリアと言える立地にこれほどの広大な規模の用地という希少性、人材雇用の優位性、この地域の物流に対する需要の高さ、などを鑑み、決定した。企業の配送スピードや精度等の質に対する要求は高まっており、この立地と規模を活かし、さまざまな取り組みを行うことにより、『GLP流山プロジェクト』を上回る大規模且つ最適な物流ソリューションを提供する」と述べている。
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