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スイスポスト/NECの郵便自動化システム導入

2016年12月19日/国際

NECは12月19日、スイスの国営郵便事業者であるSwiss Post(スイスポスト)から、郵便自動化システム(CFC)を受注したと発表した。

<納入する郵便自動化システム>
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NECは、2019年2月までに、同国の大規模郵便物仕分けセンター3か所に合計13台のシステムを納入する。

受注したCFCは、小型の定型郵便物に加え、機械処理が難しく、これまで手作業で区分していたC4サイズ(A4サイズの印刷物の入る封筒の大きさの)の大判の郵便物や、厚さ8mm超、重さ300gまでの郵便物を、1時間あたり最大で3.8万点以上処理することが可能な最新型のシステム。

CFCとは、郵便局やポストから収集された郵便物を、大きさや厚さ、重さなどをもとに、住所読取区分の後工程を自動処理するものと、人の手で区分するものとを選別し、表裏・向きを揃え、消印を押すまでの一連の作業を自動で行うシステム。

スイスポストは、2003年に郵便物仕分けセンターの拠点数の大幅な見直しや、郵便物処理の効率化を行うプロジェクトを立ち上げている。

NECはこれまでに、大判の郵便物のあて名住所を読取・行先別に自動区分する機器「フラットソータ」を8台納入してきた。今回の追加受注は、NECのこれまでの実績や技術力が高く評価されたもの。

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