出光興産は12月8日、100%子会社である出光電子材料韓国の有機EL材料製造装置について、生産能力を増強するとともに、顧客への技術支援を強化するため、評価装置を増設すると発表した。
今後の有機ELディスプレイ普及拡大による有機材料需要の増大に対応するためで、現状の生産能力 5t/年を8t/年まで増強する。
御前崎製造所と合わせ、グループ全体の製造能力は7t/年から10t/年となる。
評価装置増設は、新たに有機EL発光素子の評価装置を設置する。
12月に着工し、2017年度上期中の完工を予定している。