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GLP/千葉県流山市にマルチテナント型物流施設を着工

2016年11月16日/生産

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は11月16日、千葉県流山市にマルチテナント型の先進的物流施設「GLP流山II」を着工した。

<GLP流山IIの完成イメージ>
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3棟から成る総延床面積約32万m2、投資総額約590億円のGLP最大のプロジェクト「GLP流山」は、今年9月に「GLP流山I」は着工済みで「GLP流山III」は2017年秋ごろに着工予定。

GLP流山IIは地上4階建て、延床面積約9万6000m2でプレキャストコンクリート(PC)造・免震構造の先進的物流施設で、都心から約25km、常磐自動車道流山ICから約0.5km、国道16号線にもアクセス良好、加えて東武野田線初石駅から約1.8kmに立地する。

ダブルランプウェイ、4階には低床バースを備えると同時にメザニン対応も可能としている。

物流業務効率化を図るための付加価値サービスの一環として、GLP流山IとGLP流山IIに入居する企業が共通して利用できる「共同荷受システム」をマルチ型施設では初めて導入する。

入居企業の受付業務を軽減すると同時にドライバーの負担を大幅に減少させ、荷受作業全体の効率化を図る。

庫内で働く人向けにアメニティの充実を図っており、カフェテリア(厨房機能あり、4階)、シャワー室、コインランドリーなどを整備し、より働きやすい環境を提供する。

GLP流山Iと共同でのバス運行や給油所、洗車場の設置による一層のサービス拡充を予定している。

GLPの帖佐 義之社長は、「『GLP流山』プロジェクトは、従来の物流施設にはなかった生産加工、保管、流通加工、配送まで、物流プロセスをトータルで網羅出来る次世代型の複合的な開発。『GLP流山II』は、その中でも低床フロアや危険物庫設置対応などが整備されており、顧客の幅広い物流ニーズに応えられる施設となる。また、この『GLP流山II』では、休憩室をはじめとするアメニティに関する一層の充実を図り、テナント企業の喫緊の課題である従業員の雇用確保および継続を力強くサポートしていく」と述べている。

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