首都高速道路と日本高速道路保有・債務返済機構は11月4日、神奈川県警察本部交通部高速道路交通警察隊に告発を行ったと発表した。
告発となった件は、今年9月15日に高速湾岸線西行き東扇島料金所(神奈川県川崎市東扇島)で、料金所施設へ接触する事故を起こしたことから発覚したもの。
大型トレーラーを通行した運転手とその雇用主である千葉県船橋市の森木重機リースを道路法(車両制限令)違反として神奈川県警察に告発した。
運転手と雇用主は、車両制限令で定められた一般的制限値25トンを大きく超過する車両総重量51.9トンの大型トレーラーを通行させていたことから、極めて悪質な違反者であると判断した。
告発した運送会社は、これまでも道路法に違反する事実が多く確認されており、繰り返し改善指導を行ったが、改善がみられず、違反行為が常態化していた。