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双日/デリー~ムンバイ間貨物専用鉄道の軌道・電化・信号を受注

2016年10月17日/物流施設

双日は10月17日、インドのラーセン・アンド・トゥーブロ社(L&T社)と共同で、インド政府傘下のインド貨物専用鉄道公社から、デリー~ムンバイ間貨物専用鉄道(DFC西線)での軌道・電化・信号・通信工事(約640億円)を新たに受注したと発表した。

<位置図>
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本邦技術活用条件(STEP: Special Terms for Economic Partnership)付きの円借款によって整備が進められているDFC西線の工事に関する一連の入札はこれをもって完了し、双日の受注額は、既に受注済みの工事と併せて円借款案件として過去最大規模の3500億円超となる。

今回の受注により民間企業が手掛ける鉄道インフラ案件として世界最長の約1500kmにわたる工事に従事することとなる。

受注した内容は、インド北部ウッタル・プラデッシュ州ダドリ~ハリアナ州レワリ間125kmにおける軌道・電化・信号・通信工事の全てを手掛けるもので、2016年度中に着工する予定。

既に受注・着工済みの別区間の工事で蓄積した知見とノウハウを最大限活用しながら、プロジェクトの全体設計・施工・管理を行うL&T社とともに、主契約者として工事の取り纏めを行うと同時に、関連会社のメタルワンを通じた日本製レールの調達や、変電設備、架線等のケーブル類、信号設備等の調達に関与する。

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