川崎汽船は10月14日、2012年から開始、継続してきたベトナム北部向けの完成車輸送を増強すると発表した。
アジア各地とベトナム北部間を直航配船により定曜日・高頻度で結ぶサービスを実現し、急成長を遂げる同国の完成車市場向けの輸送需要に幅広く対応することが可能となる。
サービス強化のポイントは、港から首都ハノイまで約60km以上も近く、十分なヤードスペースを有し、将来の荷量の増加にも対応が可能。
サービス開始に合わせ新たに開業した自動車専用ターミナルを利用し、同社船は優先着岸権を持つため、従来に増して安全で確実なサービスを提供できることを挙げている。
サービス開始以来4年間にわたって積み上げてきた信頼と実績を基に、今後もベトナム向けを始めとして高品質なサービスを提供していく。
■アジア-ベトナム航路 ”Trunk Line Express Service”概要
寄港地:ジャカルタ(日)- シンガポール(火) – ポートケラン(木) – レムチャバン(日) – ホーチミン(火) – ハイフォン(土)
日本を含む他の仕出港からは、シンガポールまたはレムチャバンで本サービスに接続し、ベトナム向けに輸送する。
航海頻度:月間2便(定曜日サービス)
開始日:10月16日 レムチャバン入港、10月18日 ホーチミン入港
10月22日 ハイフォン入港
投入船:4000RT型 “JASA BAKTI”ほか1隻
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