プロロジスは9月20日、大阪府茨木市に開発中の物流施設「プロロジスパーク茨木」について、ニトリと約13万m2の賃貸借契約を締結したと発表した。
契約したのは6階建て施設の1階~5階部分で、ニトリの物流子会社であるホームロジスティクスが11月から来年1月にかけて段階的に入居する。
同社はプロロジスのリピートカスタマーで、愛知県春日井市の「プロロジスパーク春日井」にも入居している。
ホームロジスティクスは、大阪で運営中の3つの物流拠点を集約統合し、プロロジスパーク茨木を西日本における戦略拠点とするため、先進的な施設性能、事業継続性や従業員雇用への配慮、大阪市内をはじめ西日本全域へアクセスしやすい立地などを評価し、契約した。
プロロジスは、プロロジスパーク茨木の残り1フロアについて、引き続き入居企業を募集している。
プロロジスパーク茨木は、マルチテナント型物流施設で、延床面積約189,700m2。
立地は、中国自動車道、名神高速道路、近畿自動車道の交わる吹田ICへ約6km、茨木ICへ約5km、大阪中心部まで約30分でアクセスできる。
2017年に開通予定の新名神高速道路の茨木北IC(仮称)から至近に位置し、西日本広域をカバーする物流拠点としても最適なエリアに位置している。
周辺は地盤が良く災害リスクが低いだけでなく、非常用発電機や緊急地震速報システムなど、プロロジス独自の設備を整え、入居企業の事業継続をサポートする。
カフェテリアや通勤用シャトルバスを提供するなど、働く環境にも配慮した施設として、今月末に竣工する予定。