パスコは10月1日、ロジスティクス支援サービス「LogiSTAR」シリーズの1つである動態管理「PASCO Location Service、略称:PLS」の危機管理機能を強化し、提供を開始する。
これまで「PASCO Location Service」に搭載していた渋滞情報やプローブデータを活用した通行実
績路線情報などの提供機能に、気候変動に伴い近年増大する自然災害リスク情報の提供機能を強化した。
搭載する機能は、災害リスク情報サービスとして実績がある「DR-Info」の機能を「PASCO Location Service」のオプションとして実装した。
通行止めなどの通行規制情報を地図上に可視化し、運行管理者は、通行規制情報をもとに適切な運行判断・指示を行えるようになる。
豪雨・強風により発生する道路通行止め、土砂災害、内水氾濫の危険性を6時間先まで予測し、画面のヘッダー部に、アラートマークを表示する。
対象の箇所を地図上に可視化するとともに、詳細情報をリスト情報として表示し、運行管理者は、事前の予測情報をもとに適切な運行判断・指示が行えるようになる。
LogiSTARは、物流業界向けに輸配送業務の効率化と品質向上を目的に、ドライバーや車両の状態を管理する「動態管理」と配送ルートの最適化を図る「配送計画」機能を兼ね備えたソリューション。
PLSは、車両やドライバーなどの移動体の現在地と作業状況をセンター側で一括管理し、業務の効率化と顧客サービスの向上を図るクラウドサービス。
パスコが提供する「LogiSTAR シリーズ」の配送計画機能などとの連携により、物流業界の配送品質の向上や業務改善をトータルに支援する。
新機能の搭載について、9月13日から東京ビッグサイトで開催する国際物流総合展2016で紹介する。
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