伊藤忠ロジスティクスは7月26日、メキシコの現地法人ILCM社が現地通関代理店BUFETE社と7月22日に戦略的業務提携したと発表した。
<東京での調印式:左よりBUFETE社Hernandez社長夫人、Hernandez社長、佐々社長、ILCM社西島社長>
戦略的業務提携により、通関リードタイムの短縮を含めた輸入周辺業務のサービス品質の向上を進め、自動車産業を中心に顧客の拡大を図っていく。
近年、製造業のメキシコ進出が相次いでおり、特に大手自動車メーカーが生産を開始・拡大したことで、さらにメキシコの自動車生産拠点としての重要性は高まっており、自動車部品メーカーの工場進出を相次ぎ、大型投資が続いている状況。
工場設備や原料、製造部品等は主に日本、中国を中心としたアジア諸国とアフリカ諸国から輸入されているが、メキシコでの輸入通関は非常に煩雑なため、輸入許可には多くの時間と手続きを要していた。
伊藤忠ロジスティクス/米墨輸送ブローカーのBCS LOGISTICS LLCに出資