日本パレットレンタル(JPR)は7月21日、JPRレンタルパレットサービスが、ライオンの日用品パレット輸送において全面採用されたと発表した。
サービスは、7月1日から、日本全国のライオンの工場、配送拠点に一斉に導入している。
ライオンは、主力商品群である日用品(歯磨、ハンドソープ、洗剤等)のパレット輸送を、これまでの自社パレット運用から、JPRレンタルパレットの共同利用・共同回収システムの利用へと切り替えた。
パレット納品での業務の効率化が図られ、コストメリットが得られると共に、トラックドライバー不足への対応や物流拠点での労働環境の改善などが期待されるとしている。
JPRレンタルパレットサービスの特徴は「季節波動による使用枚数の変動に対応」「全国約70か所にあるJPRデポからレンタル可能」、「JPRが空いたパレットをまとめて回収する共同回収システムで効率的な回収が可能(パレットのワンウェイ利用が可能)」だ。
なお、JPRが提供するレンタルパレットの共同利用・共同回収システムは、加工食品、日用品業界での物流インフラとも呼べる規模で運用されており、国内で5000以上の拠点で利用されている。
■ライオンが採用したパレットの仕様
JPR木製11型レンタルパレット(JIS規格準拠)
サイズ:1100×1100×144㎜(DWH)
材質:木製
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