LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





JCC、ヤマト運輸/日本産品の販路拡大に連携協定

2016年07月04日/国際

ジェイシーシー(JCC)とヤマト運輸は7月4日、日本の生産者や事業者の国内外への販路拡大を支援し日本産品の輸出促進に貢献するため、連携協定を締結した。

近年、日本の農水産品は食の安心・安全が重視されるアジア市場でニーズが高まるなかで、日本の生産者や事業者が海外に販路を見出すための海外バイヤーとのマッチング機会の創出が課題となっていた。

訪日旅行者の増加に伴い、沖縄でもアジアからの旅行者が増え、沖縄で日本各地の産品を食べたり、購入したいというニーズが高まっている。

両社は、海外バイヤーとのマッチング機会の創出と来沖旅行者の日本食ニーズに応えるために、連携協定を締結し、日本の生産者や事業者の国内外への販路拡大を支援する。

取り組み内容は、JCCが保有する豊富な海外バイヤーのネットワークと、ヤマト運輸が保有する日本各地の生産者や事業者が有する農水産品や製品情報などのネットワークを相互に提供し、海外バイヤーとのマッチング機会を創出することで、日本の生産者や事業者の海外販路の拡大を支援する。

沖縄での日本食ニーズに応えるために、JCCが運営する沖縄県内の飲食店やホテルの各店舗で、これまでになかった日本各地の新鮮な産品を多数提供し、ヤマト運輸の高品質なスピード輸送により、日本各地の「旬」の産品を最短翌日で新鮮なまま届ける。

なお、JCCは「沖縄文化を広く深く正しく全世界に発信しよう」を合言葉に沖縄県産品の普及を目的として、県内での外食産業を中心にホテル事業や日本産品の輸出事業など、さまざまな事業を展開し、日本の魅力を発信している。

ヤマト運輸は日本全国を網羅する宅急便ネットワークを構築しており、沖縄国際物流ハブを活用してアジアへ最短翌日にお届けする「国際宅急便」や「国際クール宅急便」を展開し、「旬」の日本産品の輸出拡大を推進している。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース