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三菱自動車/フィリピンに新プレス工場起工

2016年06月21日/生産

三菱自動車は6月21日、フィリピンでの生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ・コーポレーション(MMPC)の新プレス工場を起工したと発表した。

フィリピン政府が発表した自動車産業育成政策への参加承認を受け、その対象車種「ミラージュ」と「ミラージュG4(アトラージュ)」生産する。

新プレス工場建設は、CARS Programの一要件である大型自動車部品の現地生産化に対応することを目的としているが、MMPCにとっても自動車生産工場としての要素技術であるプレス工程を内製化する意義は極めて大きく、また合せて新たな雇用創出や技術移転にも寄与するとしている。

三菱自動車では、この技術移転を確実なものにするため、新プレス工場の建設期間中に、MMPCに対して技術支援を行うと共に、新規に雇用される従業員に対して、日本国内の生産拠点で技術指導を行う。このような準備期間を経て、新プレス工場は2018年前半に本格稼働が開始される予定。

■MMPCの概要
設立:1963年2月
本社・工場所在地:フィリピン共和国 ラグーナ州 サンタローザ市
資本金:16万4000万ペソ
主な事業内容:三菱自動車の生産および販売
株主:三菱自動車工業51%、双日49%
工場生産能力:5万台/年
工場敷地面積:約21.4ヘクタール
販売車種
フィリピン生産:アドベンチャー、L300
タイ生産:ミラージュ、ミラージュG4(アトラージュ)、モンテロスポーツ(パジェロスポーツ)、L200/ストラーダ(トライトン)
日本生産:ランサーEX、ASX(RVR)、パジェロ

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