川崎汽船は6月6日、TNB Fuel Services Sdn Bhd(TNBF)社が実施したマレーシア船社対象の長期連続航海傭船契約入札で、HMGのグループ会社が契約を獲得したと発表した。
入札には、マレーシアのHalim Mazmin Group(HMG)と合弁会社を設立し、マレーシア籍パナマックス型ばら積船を共同保有することで参画していた。
今回TNBF社が締結した5系列の長期契約の内の1系列となる。
9月から輸送を開始、共同保有船により10年間に亘りインドネシア、南アフリカもしくはオーストラリアから、マレーシアまで年間150万トンの電力炭を輸送する。
テナガ・ナショナル社は、マレーシア最大の電力会社であり、約1100万kWの発電規模は東南アジア最大級。TNBF社はテナガ・ナショナル社の発電用燃料輸送を担うテナガ・ナショナル社の子会社。