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グッドマン、ラサール、アビーム、CBRE/倉庫でパネルディスカッション

2016年06月03日/生産

CBREは6月3日、虎ノ門ヒルズで「CBRE不動産フォーラム2016」を開催し、700人超の参加者を集めた。

<パネルディスカッション、左からアビームの寺西雅尚シニアマネージャー、グッドマンのポール・マクギャリーCEO、GROUNDの宮田啓友社長、ラサール不動産投資顧問の中嶋康雄CEO、司会のCBREアンディー・ハーファート エグゼクティブディレクター>
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フォーラム自体は、不動産全般のフォーラムだが、物流関連では、物流マーケット展望の後、「新規供給がもたらす課題と機会」でパネルディスカッションを行った。

パネリストはアビームの寺西雅尚シニアマネージャー、グッドマンのポール・マクギャリーCEO、GROUNDの宮田啓友社長、ラサール不動産投資顧問の中嶋康雄CEO。

議題は、物流施設の立地やデザイン性から賃料、そしてドローンや自動搬送機による倉庫の自動化など幅広い内容で行われた。

ドローンに関しては使用用途は限られるとした、懐疑的な意見が目立ったが、倉庫の自動化については、欧米などとの比較からも、大いに進展するとし、今がその絶好の機会とする意見が目立った。そのため、倉庫自体もより自動化に沿った調整が行いやすいフレキシビリティを持った構造が今後必要になるとの意見が多く、今後フレキシビリティが重要なキーワードの一つとなるとした。

また、同時に行われた、会場内で行われた参加者のスマートフォンによるアンケートでは、ドローン配送については52%が10年以内に進展、28%が進展しない、19%が10年以上20年未満で進展と回答があった。

さらに、今後の賃料についてのアンケートでは、現状のままが53%、現状より高くなるが39%、現状より低くなるが8%という結果だった。

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