川崎汽船は5月24日、今治造船丸亀事業本部において8万8000トン型石炭船「CORONA VICTORY」が竣工した。
「CORONA VICTORY」はCSR(Common Structural Rules)やNOx2次規制といった新規則に対応しつつ、船型改良・低摩擦塗料採用・電子制御主機関採用等により燃費を改善した最新鋭船で、同シリーズ船隊は19隻体制となる。
トン数標準税制導入以降、日本初の運航会社ではない船主が所有する日本籍の新造船としてエポックメーキングな船となっているという。
■要目
全長:229.98 M
載貨重量トン数:8万8909MT
型幅:38.00 M
総トン数:4万9721T
型深:19.90M
純トン数:2万8535T
満載喫水:1万3904M
ホールド/ハッチ数:5/5