外務省は5月11日、ブルキナファソの首都ワガドゥグ市において、総額1億9500万円の無償資金協力「トーゴ-ブルキナファソ間通関システム相互接続計画(UEMOA連携)に関する書簡の交換が行われたと発表した。
トーゴとブルキナファソの通関システムを相互接続することにより、ロメ-ワガドゥグ回廊を経て輸送される物資の通関手続きを短縮することで、両国間の物流円滑化と貿易促進に寄与するもの。
なお、UEMOAは、西アフリカ経済通貨同盟で、1994年の設立以来、加盟国内での共通市場の創設に向け、域内貿易の自由化、共通関税の導入等に取り組んでいる。
この協力において、トーゴとブルキナファソ間の通関システムを整備することは、UEMOAによる取り組みの促進に貢献することが期待されている。