川崎汽船は4月12日、米国ワシントン州タコマ港で、子会社のITS社が運営してきたHUSKYターミナルは、旧タコマ港湾局と現ターミナルを37万6000m2から42万m2に拡張することに合意した。
拡張工事完成時期は2018年7月の予定。
拡張により、HUSKYターミナルは、岸壁の直線化、荷役ヤードの再整備、24列対応のガントリークレーンの新規設置等の設備改良を行い、よりスムーズな内陸向け貨物への接続、最大で18,000TEU型コンテナ船の2隻同時着岸が可能なコンテナターミナルとして生まれ変わる。
川崎汽船は、タコマ港のみならず、米国ロングビーチ港、日本国内、欧州などにおいても自営コンテナターミナル事業を展開中している。