商船三井は4月11日、所蔵する柳原良平氏の作品展を4月4日から8日までの5日間開催したと発表した。
春休み中の子供連れ、柳原氏のファンをはじめ、会期中の来場者は1000名を超えた。
来場者は、色彩豊かで精巧な切り絵の風合い、繊細かつユーモア溢れるペン画、水彩画、油彩など約60点を熱心に見入っていた。「期間中もう一度来ます」、「常設展にしてほしい」という嬉しいコメントも。
船の愛好家として有名な柳原氏の作品には、いずれも船への熱い思いがあふれており、作品を通じて多くの人々に船と港に親しむ機会となった。また130年あまりの商船三井の歴史に登場する数々の船の作品をとおして、多くの人々に商船の果たしてきた役割とその変遷を紹介することもできた。
さらに、船の一生を描いたアニメーション「ばいかる丸」は、多くの人々がじっくり鑑賞していたという。