グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は4月6日、特定非営利活動法人ハンズオン東京を通じて児童養護施設で暮らす子ども達に物流施設内での就業体験の機会を提供したと発表した。
東京都の児童養護施設に暮らす小中学生計6名が、3月30日に「GLP三郷III」の庫内でパタゴニア日本支社と日本ロジステックの協力を得て、商品のピッキングや検品、梱包作業などの業務を実際に体験した。
GLPからも8名の社員ボランティアがサポートのために参加し、小中学生と一人ずつペアとなって作業が円滑に遂行できるよう手伝った。
参加した小中学生からは「はじめてこんなに大きな倉庫をみました」「いろいろな仕事があることを知ることができました」「たくさんの中から商品を探すのが大変でしたが、楽しかったです」などの感想が寄せられた。
ハンズオン東京のコーポレートプログラムマネージャーの原田麻穂氏は「児童養護施設で暮らす子ども達の自立支援活動を推進しているが、今回は物流施設での業務経験という、普通ではなかなか体験できない機会をGLPに提供頂き、感謝している。ボランティアと一緒に楽しく作業することによって、子ども達の視野が広がり、将来の選択肢が増える大変貴重な機会になったと思う」と述べた。
GLPの帖佐義之社長は、「GLPはグローバルでも、さまざまなCSR活動を行っているが、今回は物流施設内の業務という子ども達にはあまり馴染みのない仕事を経験し、物流という産業を知って頂く良いチャンスになったのではないかと思う。物流産業に携わる一企業として子ども達の可能性や才能を見出すサポートをすることで社会に還元したいとの思いから今回の活動となった。今後も施設内就業体験以外のプログラムも含め、このような活動を続けていく予定」と話した。
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