阪急阪神ホールディンググループは3月1日、国際輸送事業を担う阪急阪神エクスプレス、阪急電車ならびに阪神電気鉄道の3社共同で設立した「阪急阪神ロジスティクスインドネシア」が物流倉庫を3月初旬にオープンすると発表した。
日系企業が多く進出するジャカルタ近郊のMM2100工業団地に位置し、港と空港からのアクセスが非常に良い立地。
同国内外フォワーディング業務を担う現地法人「阪急阪神エクスプレス インドネシア」とともに、一貫した物流ネットワークをより充実させ、自動車関連企業を中心に、多様な顧客ニーズに対応できる高品質なロジスティクスサービスを展開する。
グループでは、中長期的な視点に立って企業価値の向上を図っていくため、中期経営計画での事業戦略の一つに「新たなマーケット(海外等)の開拓)を掲げている。
この物流倉庫のほか、シンガポールにおいても、物流倉庫を建設中で、国際輸送事業でのロジスティクスビジネスの規模と業容を拡充し、増加が見込まれるアセアン域内物流需要に対応するとしている。
■施設概要
物流倉庫(名称未定)
所在地:インドネシア西ジャワ州ブカシ県 MM2100工業団地
Kawasan Industrial MM2100, Jl. Bali Blok O-1-2,
Cikarang Barat, Bekasi 17520 West Java, Indonesia
敷地面積:1万8210m2
延床面積:1万1855m2(鉄筋コンクリート造・平屋造)
主要設備:接車バース12箇所(ドックレベラー12基)、低温設備
主な取扱商材:自動車部品関連、医療機器、電子部品、日用品