プラスチック製等の包装容器を製造販売している竹本容器は2月23日、岡山県勝田郡奈義町の東山工業団地内の土地を取得し、新工場を建設すると発表した。
生産能力増加の余地が乏しくなっているため、新たな用地を取得した上で新工場を建設し、大阪ブロー工場の機能を移転拡張を決めた。
西日本地域の生産拠点として、2011年に設置した大阪ブロー工場は、東日本大震災後に生産拠点の分散化を目的として迅速な稼働を優先し手狭になっていた。
特に食品向けの分野では異物混入の排除も含めた製品提供品質の向上が強く求められていた。
■取得用地および新工場の概要
所在地:岡山県勝田郡奈義町柿502(奈義町営東山工業団地2号地)
敷地面積:3万7994.47m2
新工場名称:竹本容器 岡山事業所(仮称)
建屋概要:鉄骨造平屋建 延床面積 6636m2(1期工事分)
生産品目:プラスチック製ボトル
総投資額:14億3000万円(土地代、1期工事分)
着工予定:2016年4月
操業開始:2016年10月予定
2023年着工の第2期工事により延床面積は1万2000m2超
総投資額:30億円程度となる予定