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圏央道/成田空港といわき市への輸送が1台のトラック可能に

2016年02月22日/SCM・経営

国土交通省とNEXCO東日本は2月22日、昨年6月7日に圏央道(神崎IC~大栄JCT)が開通し、常磐道から東関東道がつながったことで、圏央道のストック効果を発表した。

<開通効果例>
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産業関係では、企業の生産性向上やドライバーの労働環境改善に貢献したとしている。1台のトラックが1日のうちに複数箇所への輸送が可能になるなど、トラックの稼働率が向上し、企業の生産性向上に寄与している。

例えば、開通前は別々のトラック2台で成田空港といわき市へ輸送していたものが、開通後はトラック1台で成田空港といわき市への輸送が可能になった。

また、ドライバーの拘束時間の減少が見込めるなど、労働環境の改善に期待となっている。

成田空港へ運送する物流企業の声として、「今までは、成田空港に精密機器等の工業製品を輸送すると、1日1回の輸送しかできなかったが、会社に戻ってきた後に、再度、いわき市等に輸送することが可能になった」(日立市・真崎運送)、「急な発注時には、輸送時間が短縮できる圏央道を利用。開通前の急な発注時と比較すると、輸送時間が短縮した分、帰社の時間が早くなり、拘束時間の削減も期待できる」(柴山町・物流会社)を紹介している。

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