福岡市港湾局は2月12日、2015年の国際海上コンテナ貨物取扱個数が、約87万4000TEUと過去2番目の取扱個数となる見込みと発表した。
地域別では、東南アジア、北米、ヨーロッパとの貨物は増加しているが、全体の約6割を占める東アジア(中国・韓国・台湾・香港)との貨物が減少しており、特に、中国からの輸入が多かった電気機械(ソーラーパネルなど)は、2014年と比較して3割近く減少した。
なお、博多港は、日本海側で唯一北米との基幹航路を有する港であるとともに、中国・韓国・東南アジアとの航路も充実しており、今年2月1日現在、40航路・月間206便の国際コンテナ定期航路が就航し、世界12か国・地域37港とダイレクトに結んでいる。