医療用ハンドピースメーカーのナカニシは2月9日、栃木県鹿沼市の本社敷地内に新本社R＆Dセンターを建設すると発表した。
＜完成予想図＞
＜センターコート＞
新本社R＆Dセンターは、「世界をつなぐモノづくりの聖地としてのサニーキャンパス（本社敷地全体の総称）の中核を形成すべくR＆D機能を強化し、地元栃木県鹿沼市から常に顧客に感動を与える製品を生み出し続ける姿」をコンセプトとして立案・計画した。
センターコートと呼ぶ逆円錐形の吹き抜け空間をコミュニケーションの場として、その周囲に研究開発機能、接客機能（ショールーム、セミナー施設、ミーティングルーム）、本社管理機能、物流機能を配置した。
複数の建屋に分かれていた研究開発部門を集約することで、研究開発から試作検証に至る一連の開発プロセスを整備し、顧客に感動を与える革新的な製品をタイムリーに提供していくとしている。
全世界の顧客（医療系大学関係者、一般医師・歯科医、厚生省高官、販売ディーラー等）との関係構築とブランド力の向上を図るためのショールーム、セミナー施設を大幅に充実させ、最高のホスピタリティーと感動を提供する。
また、効率的なオペレーションを実現するための物流と本社管理機能を併設し、開発・製造・販売の三位一体の経営を推進していくとしている。
■「新本社R＆Dセンター」概要
所在地：栃木県鹿沼市下日向700
敷地面積：4万7783m2
建築面積：4798m2
延床面積：1万1931m2
地上：4階
完成予定：2017年3月
総投資額：約50億円（建設費用・什器・その他設備費用を含めた予定額）
