プラスは1月28日、紙製フラットファイルの生産体制を強化し、グローバルベースでの最適な生産体制を構築するため、2016年2月、埼玉県大里郡寄居町に新工場「寄居工場」を開設すると発表した。
併せて現在のベトナム・中国の自社工場2拠点による紙製フラットファイルの生産体制を見直し、中国・上海工場はその機能を寄居工場へ移管し、修正テープをメインとする工場に変換する。
紙製フラットファイル生産は、既存のベトナム・ヌンチャク工場と埼玉・寄居工場の二極体制となる。
寄居工場は2月から試験稼働を開始し、5月から本格稼働の予定。
最新設備と自動化ラインを備えた新工場の開設により、さらなる品質向上とともに、受注から納品までのリードタイムが短縮されることで、より顧客のニーズに沿ったきめ細かいサービスの提供が可能。
生産体制の再編では、ベトナム・ヌンチャク工場にも埼玉・寄居工場と同じ最新の生産設備を導入し、生産能力の増強と効率化を図る。
■概要
名称:プラス 埼玉「寄居工場」
生産品目:紙製フラットファイル
所在地:埼玉県大里郡寄居町西ノ入3050-3
日本梱包運輸倉庫 工場棟内
工場開設:2016年2月
敷地面積:1340m2
名称:プラス ベトナム 「ヌンチャク工場」
生産品目:はさみ、紙製フラットファイルを含む各種ファイル製品、
ホッチキス針 他
所在地:ドンナイ省 ヌンチャク3 工業団地25B
工場開設:2010年5月
敷地面積:3万300m2
建物面積:1万7185m2