経済産業省が11月30日に発表した10月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1539万kl、前年同月比5.7%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(521万kl、前年同月比11.3%減)、アラブ首長国(344万kl、19.5%減)、ロシア(169万kl、23.9%増)、カタール(104万kl、19.4%減)、クウェート(94万kl、3.8%増)となっている。
中東依存度は77.0%、前年同月に比べ8.2ポイント減と4か月連続して前年を下回った。
燃料油の在庫は1106万kl、前年同月比5.1%減と3か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、B・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料、灯油、軽油、A重油は前年同月を下回った。