佐川急便は9月28日、乳がん月間である10月1日から1か月間、全従業員約5万人がピンクリボンをデザインした佐川急便オリジナルワッペンを着用し、顧客や地域の人々へ乳がんの早期発見早期治療の啓発を促す活動を展開すると発表した。
＜活動イメージ＞
乳がんの早期発見の大切さをより多くの女性に伝えるため、2005年からさまざまなピンクリボン運動を展開しており、今年で11年目を迎える。
ピンクリボンワッペンを着用しての啓発活動のほか、女性従業員と男性従業員の配偶者を対象に、8月から、マンモグラフィを搭載した検診車による「さがわ乳がん検診」も展開している。
全国の医療機関の協力を得て、44か所の営業所を検診車が巡回し、従業員が職場で勤務時間中に受診できる環境を構築。さらに、従業員以外の人も一部地域での受診を可能とした。
なお、乳がんは、女性のがんの中でもっとも多く、現在、日本では 12人に1人が乳がんにかかるとされ、罹患率も増加傾向にある。しかし、乳がんは早期発見と治療により90％以上の人が治癒するといわれている。
