LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





福岡県広川町、NSマテリアルズ/企業立地基本協定を締結

2015年07月21日/生産

福岡県広川町、久留米市開発公社は7月21日、NSマテリアルズと久留米・広川町新産業団地企業立地基本協定を締結したと発表した。

<NSマテリアルズ広川事務所、貯蔵所と製造所イメージ>
20150717hirokawa 500x268 - 福岡県広川町、NSマテリアルズ/企業立地基本協定を締結

NSマテリアルズは、協定に基づき、同産業団地内の3555.42m2の敷地面積に、第1期工事として500m2規模の第1工場建設を10月1日から開始する。

月産6トン規模の量子ドットの生産を可能にする新工場の操業は、来年4月1日を予定している。

また、NSマテリアルズは、第2期工事として、2016年10月から第2工場施設の建設工事(規模:1500m2)を着工し、2017年12月の操業を目指す。

第1工場と第2工場を合わせた量子ドットの生産量は、月産20トン規模になる。

この生産拠点以外の拠点整備も計画しており、2016年7月までに筑紫野市に研究開発センターの開設、2017年には福岡市に本社機能の移転を予定している。

NSマテリアルズが自社の企業活動に対して福岡県で行う投資は、2017年末までに30億円、今後5年間の合計総額100億円規模になる予定。

NSマテリアルズは、今後も福岡県での投資を継続し、雇用促進を含む地域経済の活性化に貢献していく。

福岡県知事 小川洋氏は「福岡県は、成長著しいアジアに近く、陸海空の交通アクセスも充実している。また、自動車、ロボット、バイオといった先端成長産業が集積するなど、ビジネスを国内外に展開するにあたり、数多くの強みがある。NSマテリアルズは、こうした福岡県の強みを活用され、更なる発展を遂げられますよう、期待したい」と述べている。

関連記事

生産に関する最新ニュース

最新ニュース