日本貨物鉄道(JR貨物)は7月15日、大型トラックとほぼ同等の容積が確保でき、積卸しの作業性に優れた「31フィートウイングコンテナ」について、このほど40個増備すると発表した。
2012年度に25個、翌2013年度にも35個導入し、現在60個のコンテナを運用しているが、今回の増備により計100個となり、鉄道へのモーダルシフトの促進を図っていく。
増備にあたって、低炭素社会創出促進協会による「鉄道を利用した物流の低炭素化促進事業(31ftコンテナ導入経費補助)」に採択されたことから、補助金交付の申請を行っている。
■増備計画
製作個数:40個
使用開始時期:2015年10月以降
利用対象:トラックから鉄道へのモーダルシフトを図る貨物
■主な仕様
コンテナ形式:49A形式
荷重:13.8t
容積:48.6立方m
寸法 外寸:長さ9410㎜、巾2490㎜、高さ2605㎜
内寸:長さ9241㎜、巾2350㎜、高さ2238㎜
扉位置:ウイング、片側妻開き
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