シーネットは、大手食品メーカー・ミツカングループの常温品工場であるMizkanSanmi栃木工場(ミツカン栃木工場)への音声認識システム導入事例を載せた「ci.Himalayasシリーズ導入事例集」第11弾をWEBで配信を開始した。
最新導入事例として、製造工場の入荷検品作業に音声認識システムを導入頂いているミツカン栃木工場の事例を掲載。
ミツカン栃木工場は、全国に9か所あるミツカングループ工場の中で最大の製造拠点で、食酢やつゆ、ぽん酢をはじめとした加工食品や調味料の製造を行っている。
以前はベテランの担当者がバーコードのない原材料の名称や外装をリストと記憶を頼りに、目視でチェックを行っていた。しかし慣れたベテランといえども、ヒューマンエラーのリスクは潜在していたため、誰もが安心して働ける環境をつくるため、作業のシステム化を行った。
音声認識システムを利用した作業では、音声からの複数のチェック項目に現物を見ながら答えていくという簡単な作業だが、間違いがあればアラートが出され、正しい商品をチェックした場合のみOKが出されるため、確実に正しい商品を断定できる。
入荷検品ミス発生のリスクが激減された上、作業の属人化の解消や指差呼称行動が自然とできるようになった点も確実性向上につながっている。
なお、「ci.Himalayasシリーズ導入事例集」は、物流システムの導入を検討している企業や、情報収集を行っている人に向けて、倉庫内業務の課題点をシーネットのシステムでどう解決できたか、また、システム選定のポイントなど、有益な情報を提供している。
■事例集ダウンロード
https://www.cross-docking.com/inquiry/download/
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